ノ ー ト

好 き な 読 書 を 中 心 に 考 え 中 を 記 録 す る ノ ー ト

2011年05月

国破れて山河なし(安部公房による)~徴兵制

福島の危機以前は、
子供を授かること・もうけることは、まるで絶対的な善であったように思う。
否定も疑いようもない、晴れ晴れしいこと、だった。
だけど、今はどうだろう。

私にはもはや、
子供の誕生がめでたいことだと断じることは出来ない。
多分、戦時中のお母さんは、子供(特に息子)を生んだことを悔やんだ人はいただろう。
お腹をすかせる為に、兵役に就かせる為に子供を生んだのか、
と苦しんだ親たちはいただろう。


「自然な育児」も「オーガニックな子育て」も、すっ飛んでしまった。
もうそれらをいくら望んでも、選択することは不可能なのだ。
いくら無農薬や無施肥で農作物を作ろうと、
もう既に放射線で土壌は汚染されているし、
農作業を屋外ですること自体、放射線を積極的に浴びることなのだ。

創造の自由も、思想信条の自由も、この国では完全に奪われた。

これは良心的兵役拒否権のない、国民皆兵の徴兵制と同じことだ。
徴兵制度を導入している国は沢山あるが、
良心的兵役拒否権の無い国なんてもはや、ごく一部の例外に過ぎなくなった昨今なのに、
今や日本は、老いも若きも男も女も、
全国民が国策である原発の、例外なき現場作業員(兵隊)なのだ。

「国の基準以下の放射線汚染だったら、自分はその食品を食べますね」とか
「放射線は浴びても元気で生きているひともいます、自分もそうだ」と言い切る人もいる。
彼らはいわば、志願兵だ。
志願兵の気持ちは何の参考にもならないし、だからどうしたんだ、という感じ。
こっちはまるで望んでないんだよ。志願兵と一緒にしないでくれ。


国なんて幻想にすぎないし、
放射能の前ではみんなが無力な市民であるはずで、
志願兵だって、同じ犠牲者であることは変わりないのに、
「放射能のことを必要以上に心配しすぎてしまうとかえってPTSDなどの心身の不調を起こします」
とか言いながら、
放射線のことを心配したり懸念することを、まるで“悪い心理工作”だと植え付けようとして、
何故か原発の肩を持とうとするのだから、
マインドコントロールの恐ろしさを痛感する。


ある精神科医の人はこういったすり替えについて、下のように言っているそうだ。
「この文章は加害者である国が、被害者の口を封じ、あたかも被害の責任が
被害者側にあるかのような論述を組み立てています。
これは、レイプでも幼児虐待でも加害者側がよくやるやり方です。
このやり方を繰り返されているうちに、被害者は被害を受けたという事実が
見えなくなり、自分を責め、PTSDであることすらわからなくなってしまいます。
PTSDという疾患概念は、被害者が自分の症状と過去の出来事との関連に
気づくためのものです。
それを被害者の口封じのために利用していることに腹立ちを感じます。」
※「Eisbergの日記」を参照のこと。


奴隷になるのが嫌だから、奴隷の主人になろうとする。
被害者になりたくないから、加害者にすり替わる。
この時代、志願兵は、そうした心理を有するんだろう。


「国破れて山河あり。」
これは永久なる真実の法則だったはずだ。
しかし、今は「国破れて山河なし」だ。
山河をなくしたら、詩も美術も生まれなくなるだろう。
日本人がそれでも日本人だと言える、文化的根拠は何になるんだろう。


私たちは全てを失いつつある。


当事者研究 2

1月9日の「当事者研究」という記事の中で紹介した、
ソルボ社のパッドを使った「外反母趾・内反小趾サポーター」を使い続けての4か月、
現在の足の指の状態は、下の写真の通りです。
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使用頻度―――半日をほぼ毎日。しかし数週間全くサボっていた時期もあり。
          半日→特に長靴仕事のパートの間が主で、午後は装着しない日も多々。


明らかにギュッと先細にくっついていた指は、間隔が開いてきました。
しかも、10本の指全部で地面を踏ん張れるようになりました。
毎冬必ずなっていた足のしもやけは、装着後一度もなりませんでした
冬期間、コンクリート床での鮮魚パートでは必須であった、
靴下に貼るカイロも1度も使わないで済みました
私にはとても合っている気がします。
その後も継続して使っています。
私の場合は、5本指の靴下の上にこのサポーターを装着しています。
(このサポーター使用時は、靴は一回り大きいものを使用)
懸案だった足の爪も、生える向きが変わってきました。

(※個人差がありますので、鵜呑みにしないでください。)


ここからは、最近やり始めたことを。
と言うか、ミーハーな私の「グッズ寸評」とも言えるのですが..。

①たわしで足のマッサージ
②鼻呼吸グッズで睡眠時の口呼吸防止です。


①たわしでマッサージ
これは、なにかの雑誌に“足のむくみ対策”として載っていたもので、
足の裏側のマッサージに良い、とのことだったのですが、
つま先から足全体にたわしでこすると、非常に足がすっきりします。
ウチにはパナソニックか何かの足裏&ふくらはぎマッサージ機があるのですが、
それや、手によるつぼ押しよりもはるかに効果を感じます。
リンパの流れの悪い私には、ぐいぐい押してもあまり効果がなかったのかもしれません。
たわしでこするだけで数秒でむくみが軽減されるので驚きです。
安くて短時間で効果があるので嬉しい。


たわしは、やはり100%天然素材だし、老舗だしということで「元祖亀の子たわし(1号)」を購入。
結局ブランド志向な自分を情けなく思っていたのですが、
「亀の子たわし」のHPで「爽快たわし健康法」というのを発見。
すでに“ソレ”として確立されたものだったわけでした。
たわし健康法の用途に応じて色んな固さや素材のたわしがあって面白いです。
今後試してみようと思っています。

②鼻呼吸グッズで睡眠時の口呼吸防止
娘の乳児期の育児でとても参考にしていた、
“顔と口腔の医学”の専門家である西原克成先生の本を読んでから、
“口呼吸”が危険であることを知ったのだけど、ずばり私は睡眠時“口呼吸”なのです。
朝になると喉が痛んだり不快感があって、痰がからみやすいし、
昔から歌をうたう時にいつも喉に“つかえ”を感じて、思うように発声できない感覚を抱いてきました。

西原氏いわく、
「哺乳類のうち口で呼吸できるのは1才以後の人類だけです。
バイ菌や細菌から人体を守る防衛機能は鼻にある浄化・加湿機能しかありません。
口にはこの機能が無いのですから口を気道として使ってはいけない」
のだそうです。


私は右の鼻を蓄膿症で手術したこともあるし、嗅覚はかなり弱いし、
鼻はコンプレックスでもあります。
口呼吸をすることによって、鼻の機能が低下しているんじゃないか?と妄想を抱くくらいです。

あまり知られていないようですが、
鼻というのは、常に両方の鼻穴を同時に使って呼吸をしている訳ではないのだそうです。
片方ずつのサイクルで鼻で息をしているそうです。
鼻の穴は1時間から2時間おきに使う鼻の穴を交代しながら呼吸していて、
身体があまり酸素を必要としない時は、
片方の鼻甲介を充血させて空気の通り道をふさいで穴を休ませるということをして、
効率的に呼吸するようにデザインされているそうです。

夜間、口呼吸になると、
私の場合、8時間ほど鼻を休ませ“過ぎ”てしまうことになるので、
そのリズムの狂いがどこか別の身体の部位に歪みとして出るんじゃないだろーか、
と思ったりするわけです。

ちなみにヨガには片鼻(交互)呼吸法というのがあるそうです。
参考サイト
また、こちらのサイトにはこんなことが書いてあります↓。

脳の中心的役割を果たす大脳は、
右脳と左脳に分かれ、大きく言えばそれぞれ感性、知性といった陰陽の働きをしています。
鼻の穴も同様で、鼻の穴から吸う息は、
脳、特に大脳に直結し、それぞれ陰陽の働きをしていると考えられます。
ですから鼻でしっかりと呼吸をし、
左右の鼻の働きをフルに高める片鼻呼吸は、
脳の働きをとても高める効果があるのです。

ただの素人が読みかじり聞きかじりで勝手に妄想している訳ですが、
ずっと気になってきたことは実際のことで、ストレスの種ではあるので、
なんらか自分なりに試してみるのは、少なくとも心理的にはプラスかもしれない。
そのようにこじつけて買ったのが(買いたいだけのような気もしますが)、
「ブレストレーナー」と「ネルネル」です↓。
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「ネルネル」はテープで口を強制的に閉じるという荒行で、
「ブレストレーナー」はシリコンのマウスピースを装着することにより口を閉じるというもの。
口は開いているけど、歯は閉じている人は「ネルネル」のみで良いらしく、
口も歯も開いている人は「ブレストレーナー」も使用するとよいらしいです。

口呼吸の私は横向きでないと寝れなくて、どちら側を下にするかも癖があるようで、
そのせいか顎がずれていて、顎を全開しようとすると右顎がギシギシします。
そして左右の口角の位置が同じ高さではなく、左側が歪んでいたりします。
多分、寝ている時の横向きの姿勢が顎や噛み合わせをおかしくしているに違いない、と妄想しています。
実際「ブレストレーナー」を装着して寝て、朝起きると、普段とは違う噛み合わせの感触。
何らかの矯正の力が働いている気がします。
(※ただ、噛み合わせはデリケートな問題だと思うので、
万人共通ワンサイズのブレストレーナーでは、正しい矯正が可能だとは思われないので注意です。)

装着して、私の場合は初日から寝れました。
口呼吸じゃなかったら眠れないと思っていたのに、問題なく眠れました。
多分、口を閉じようと無理にしていることが不快で、今まで鼻呼吸をトライしても眠れなかっただけな気がします。
ブレストレーナーは起きている時に装着するとかなりの不快感なのですが、
仰向けになるとなぜか感触が落ち着いてきます。
ネルネルはかぶれにくいようになっているけれど、敏感な人は無理かもしれません。


販売元の三晴社で買うよりamazonで買うとかなり安くで買えました。

西原先生の考え方はとてもユニークで面白いです。
常識が覆るようなことが書いてあります。
西原研究所
アート医研


ただ、西原氏は一部の人たちによって問題視されているようですが、
私も氏を文筆家としての側面で見る時、好きじゃないなと思います。
氏は「こういうことをすると不良の子供が育つ」とかぞんざいに書いたりして、
言葉や表現にあんまりデリカシーがある気がしない。
氏の文章には、どっかの宗教の勧誘冊子か、
“不良”や“問題児”に目くじらを立てるヒステリックなPTAの親たちが言いそうな表現があったりする。
彼らは現実を映す痛々しいまでの鑑なのだから、
不良=面倒、タブーと記号化するのは拙速すぎると言うか、頭が固い古い大人というか...。
データや研究に基ずいているのだろうけれど、それを表現するとき何故か感情的。
そういう氏の側面が一部の人には特に気に障っているのではないだろうか、なんて。


エラソーなこと書きました。



電力会社株主による脱原発運動

・東京電力ーーー「脱原発・東電株主運動」
・東北電力ーーー「脱原発東北電力株主の会」(篠原弘典代表) ※ニュース
・中部電力ーーー「脱原発 中電株主といっしょにやろう会」
・北陸電力ーーー「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」
・関西電力ーーー「脱原発へ!関電株主行動の会」
・九州電力ーーー「九州電力消費者株主の会」(代表・木村京子氏)


以上、わかったものだけ。

知らなかったけど、どの団体も昔から活動されています。
株をやる人は、株主になってモノ言うこともいいのかもしれない。

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