ノ ー ト

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2011年10月

くらこん・塩こんぶ・放射能表記

最近、パートの勤務時間が7時間になり、
お昼休みが入るので、おにぎりを持って行っています。
昨日、おにぎり用に塩こんぶでも買おうかと、スーパーの売り場を歩いていると、
「くらこん」の塩こんぶの袋に「放射能検査済み」と記載しているのを発見。


自然食品店でも、放射能に関しては記載がないものがほとんどだし、
いわんや、普通のスーパーにはろくなものがあるとは期待もしていなかったので、
ちょっとびっくり。やるところはやってます。
「くらこん」は昆布の放射能検査(自社&外部検査)を行っており、
工場は大阪と九州(宮崎)とのこと。

★くらこんの放射能検査についてはhttp://www.kurakon.jp/urgent_notice.html
 但し、分析機器の定量下限値は20Bq/kg(ヨウ素131、セシウム134、セシウム137)とのこと。

検出限界を公開していること、放射能検査について袋に記載している点など、
現状ではなかなか良い方の企業ではないでしょうか。

ただし、「くらこん」の塩こんぶには、
甘味料としてソルビトールが添加されています。

特に断りもないことから、天然由来のソルビトールではなく、
普通にブドウ糖から合成されたものだと予想されます。
添加物がNGな方には、不向きです。

まだましな甘味料の様子ですが→(参考サイトでは「危険なし」とのこと)
無論、化学物質過敏症の方にとっては、
不要な甘味料であることには変わりありません。

三育フーズの原産地表記2

昨日の夜、改めて問い合わせた件に関して、
三育フーズから返答来たる。早い回答。
応対に関しては、さすがというところ。
三育フーズからの回答は以下の通り。

中嶋森 様

再度お問合せいただきありがとうございます。
ご質問の件について、以下のとおりです。

<国内生産品と台湾生産品の見分け方>

  国内生産品 : CHF(袖ヶ浦工場製造)
  台湾生産品 : 原産国 台湾の表示がしてあります。

<弊社製品の製造工場所在地>

 植物たんぱく食品(缶詰類・レトルト類・ハム類) : 千葉県袖ヶ浦市
 大豆たんぱくシリーズ : 台湾(大豆たんぱくミンチ:千葉県袖ヶ浦市)
 国産大豆ミートシリーズ : 千葉県袖ヶ浦市
 麻婆豆腐の素・青椒肉絲の素・回鍋肉の素・デミグラス風ソース・華やかごはんの素 : 千葉県袖ヶ浦市
 豆乳類 : 千葉県袖ヶ浦市
 クリーム・ペースト類 : 千葉県袖ヶ浦市
 ジャム類 : 長野県
 紙パック飲料 : 千葉県袖ヶ浦市
 缶飲料 : 長野県
 ババロア・ゼリー類 : 千葉県袖ヶ浦市
 ラーメン類 : 静岡県
 パイ・クッキー・シリアル類 : 千葉県袖ヶ浦市
 梅肉エキス : 神奈川県
 ロマカフェ : 京都府
 その他 : 千葉県袖ヶ浦市

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

三育フーズ株式会社
品質保証室
林 恵一

三育フーズの原産地表記1

食品の放射線量に関しては、
原材料表記の法制化が進んでいないため、
それがたとえ自然食品店で売っているものでも、
無頓着ではいられないのが悲しい。

まだサイトで原産地を公開しているところはいいけれど、
ただそれが本当に事実なのか、
はたまた、「不検出」と言えども、
『検出限界をどれくらいで設定しているか』という情報さえ公開していないところもあるから、
まだまだ売る方も混乱しているのは変わりがない。


卵乳菜食を謳う「三育フーズ」は自然食品店では常連メーカーなのだけど、
サイトでも産地を公開していなかったりする。
結局、逐一問い合わせなければいけないのが本当に面倒。

うちでは「グラノーラ」を最近買ったので、
先日問い合わせたら返事が来たので、その内容を公開します。
どなたかの参考になれば幸い。
しかし何年に収穫されたものなのかまでは分かりません。
ただし、三育フーズの対応は早かった。良心的かな。

中嶋 様

いつも弊社商品をご利用いただきましてありがとうございます。

またこの度は、お問合せをいただきましてありがとうございました。
お問合せの件につきまして、回答させていただきます。

グラノーラの原材料の産地について

オーツ麦 : アメリカ
小麦粉 : アメリカ、日本(北海道)
植物油脂 : オーストラリア
砂糖 : タイ、フィリピン、オーストラリア、南アフリカ、ブラジル、日本(鹿児
島、沖縄、北海道)
小麦胚芽 : アメリカ、カナダ、オーストラリア
アーモンド : アメリカ
ココナッツ : フィリピン
白ゴマ : パラグアイ、ボリビア
蜂蜜 : 中国
クルミ : アメリカ
食塩 : オーストラリア、日本(兵庫)

以上、よろしくお願い申し上げます。

また何かご不明な点がありましたら、お問合せいただければと思います。

三育フーズ株式会社
品質保証室
林 恵一

しかし、本社工場は千葉県袖ケ浦。
袖ケ浦の水道水の放射線結果を見たけれど、
検出限界も書いていないのでよくわからない。
検出限界が高いところは、なんでかというと、
そうした方が測定時間が短縮されるからなんだそうで、
だから、検出限界の数値からその組織(企業)の誠意は判定できる
、と私は思う。
検出限界を書いていないのはもってのほか。

グラノーラのことではないのだけど、
ネットの情報によると、三育フーズの大豆たんぱくシリーズは↓

(本家より転載:2011/08/19)
大豆たんぱくシリーズ
大豆 米国
製造工場 台湾の協力工場
製造者固有記号 国内製造品CHF 台湾協力工場は標記なし
とのこと。

今一度、どこで製造されているのか問い合わせ中。
製造者固有記号についても。
また回答が来れば、アップします。

肉の生食に関してはあんなに早い法整備をした国だけど、
なんで放射線の表記に関して法整備が進まないんだ。
わけわからん。
※参考リンク→OKフード
(↑ここはあくまで情報を共有するためのサイト。それ以上でも以下でもない)


あと、最近思うのは、
自販機の飲料も、原材料表記は商品にだけでなく、
価格表示板もしくは電照板にでも表示して可視化すべきということ。
購入前に知る権利はあるはず。
現行では、購入後にしか開示されないことになる。
自販機の原材料表記には、対面販売とは別の法律があるみたいで、なんだかおかしな話。
「サイトで公開してれば、事前通知になる」なんてことは都合よすぎ。

自分の事業所内に自販機設置している人は、
メーカー側が何と言おうと、
手書きでもいいから、一覧にして貼ってあげればいいのに。
消費者が声を上げたら、あるアイスの自販機は原材料表記をするようになったとか。
当たり前だけどね。

しかし、自販機を製造している主なメーカーって以下の通りらしいけど、
 <飲料及び食品自動販売機関係>……5社
  株式会社クボタ     サンデン株式会社
  東芝機器株式会社 富士電機リテイルシステムズ株式会社
  松下冷機株式会社

東芝かぁ。


松本市の学校給食、ウクライナ基準を採用

中日新聞のニュース(↓に転載)。

菅谷さんが市長だからこその方針。
でも、「西日本産や県内産は検査しない」というのは問題な気がする。
そうはいっても、もう40ベクレル/kgは覚悟しなくちゃいけない数字なのか。
やはり弁当持参にした方がいいんだろうな、と思う。


松本市、学校給食で放射線測定 ウクライナ基準を採用(中日新聞)

東京電力福島第一原発事故の影響で農作物が放射性物質に汚染された可能性があるとして、松本市教育委員会は3日、市内4カ所の学校給食センターで、給食用食材の放射性物質の測定を始めた。給食用食材の検査は県内の自治体で初めて。当面の間、汚染が懸念される地域の農作物を対象に毎日測定する。

◆県内自治体で初、当面は毎日測定

 納品時に食材の一部を対象に実施する。「サーベイメーター」と呼ばれる放射線測定機を食材に当てて計測。東北や北関東などの農作物が対象で、西日本産や食材の8割を占める県内産は検査しない。
 食品を対象にした国の暫定基準値は1キロ当たり500ベクレルだが、松本市教委はチェルノブイリ原発事故の汚染地となったウクライナの基準である1キロ当たり40ベクレルを採用した。
 この日は午前7時すぎから、西部(野溝西)、東部(原)、梓川(梓川梓)、波田(波田)の4カ所の学校給食センターで一斉に検査。
 市内の小、中学校38校、約1万9900人分の食材をチェックした。
 このうち、東部学校給食センターでは、センターの担当者が測定機で群馬産のキュウリ1箱を調べた。異常な数値は確認できなかったため、給食用として使うことを決めた。

 学校給食課の担当者は「給食で使用される食材の産地を市のホームページで公表しているが、保護者から放射能汚染を懸念する声があった。子どもの安全安心のために検査を続けていきたい」と話している。
 (出来田敬司)

市販のお菓子やおやつは、それが自然食品店のものでも、
放射線量がよくわからないので、家でケーキを焼くことが多くなりました。
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輸入食品のお菓子は、
原発のないデンマークやイタリア産のものを、買ったりするんだけど、
(隣国の原発が近いヨーロッパ製は、そうはいっても気休めに過ぎないけど)
輸入元の会社が東京だったりしないものの方が、
各家庭での被ばく量の管理はしやすいかもしれない。


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