ノ ー ト

好 き な 読 書 を 中 心 に 考 え 中 を 記 録 す る ノ ー ト

2013年12月

障害者基本法

私は職場で知障の方と働いている。
が、私の所属する会社は以下の障害者基本法を守るために
なんら目に見える効果ある努力をしていない。
憤りとともに、なぜ多くの正社員という給与所得者は、
給与がかなり保障されている身分にもかかわらず、
自分の事しか考えられないでいるのだろうか。
金銭的な余裕は決して他人への想像力や理解を生むものではない。
金銭的余裕は結局、自律的な生き方ではなく
対処療法的、消費的な生き方を引き起こすことになっているケースが散見する。

コミュニケーションを疎ましく思う人は、誰の上司にもなってはいけない。
上からの評価システムしかない会社は、ブラック企業と呼んでもいいと思う。
知障の人を活かす仕事の仕方を工夫もしないで、
知障の人を雇い、知障の人ばかりが苦しむ現状を放置しているのは、
企業として社会的責任を果たしていないし、
これは組織的ないじめだ。
学校のいじめよりももっと悪質なのは、
収入が途絶える不安を必ず被害者に与えるからだ。

明日以降、断固抗議したい。
しかし、こんなにおぞい人しかこの会社にはいないのか。

以下、障害者基本法から抜粋

(差別の禁止)
第四条 何人も、障害者に対して、障害を理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない。
2 社会的障壁の除去は、それを必要としている障害者が現に存し、かつ、その実施に伴う負担が過重でないときは、それを怠ることによつて前項の規定に違反することとならないよう、その実施について必要かつ合理的な配慮がされなければならない。
3 国は、第一項の規定に違反する行為の防止に関する啓発及び知識の普及を図るため、当該行為の防止を図るために必要となる情報の収集、整理及び提供を行うものとする。

(雇用の促進等)
第十九条 国及び地方公共団体は、国及び地方公共団体並びに事業者における障害者の雇用を促進するため、障害者の優先雇用その他の施策を講じなければならない。
2 事業主は、障害者の雇用に関し、その有する能力を正当に評価し、適切な雇用の機会を確保するとともに、個々の障害者の特性に応じた適正な雇用管理を行うことによりその雇用の安定を図るよう努めなければならない。
3 国及び地方公共団体は、障害者を雇用する事業主に対して、障害者の雇用のための経済的負担を軽減し、もつてその雇用の促進及び継続を図るため、障害者が雇用されるのに伴い必要となる施設又は設備の整備等に要する費用の助成その他必要な施策を講じなければならない。

戦う君の歌を戦わないやつらが笑う

かなり誤解されそうなのだけど、というか、
実は誤解でもなんでもなかったりするのだけど、
私はあんまり、
ベテランの、この道ウン十年とかの経験保有者が語る、
その道の極意的な、悟り的な語り、というのが好きになれない。

これは私側の卑屈さが原因なのかもしれないけど、
どうしたって説教臭く思えるわけです。
お年寄りは大切に、と思いつつも、
やっぱりdon't trust over thirtyでいたい。
(ってなると、自分のことも信用できないんですけどー!羽交い絞め~)

確かにその人にとっての確信めいたものは、
ある真理をついてはいるでしょう。
でも、「私はこうなんじゃないかなぁと思う」くらいの、
多少、自分の会得したものに対する疑念を最後まで持ちながら、
断言しきらないところに私は知性を感じるし、
聞く側と何か対等なまなざしを持とうとするその人の気持ちが、
ただ嬉しいし、素敵じゃないですか。

とりわけ最近何かを始めたばかりの、
うきうきとしたフレッシュな報告などは、
聞いていてもとても楽しい。
子供の「初めての出来事」を語るさまなどはただただ垂涎の的です。

先日、NHKのロシア語講座をぼんやり見ていたら、
ロシア革命のことをやっていた。
私はレーニンは嫌いではない。なかなか良い顔をしている。
スターリンが意地悪そうな傲慢な顔をしているのに比べて。
スターリンが嫌いだからレーニンが良く見えているのかもしれないけど、
そのスターリンも影武者の方なのかもしらんが。

最初レーニンが目指したことはいいことだったんだろうと思う。
けれど、やはり何事も実際やってみると、
うまくいかないことがあるのが普通。
そういう局面に達したら、
こういうところがやっぱりうまくいかない、と言って
一旦ロープブレイクしちゃいけないんでしょうかね?
だれかいいアイデアない?って聞いちゃいけないんだろうか。
実際、1人の人が何から何まで万能に分かるなんてこと無いし。
結局はブレインストーミング的なやり方しかない気がする。
そして自分はリーダーから降りて、
別の新たなリーダーを見つければよかったんじゃないか。

そうすればスターリンが権力を握ることを、
レーニンは阻止できたんじゃないだろうか。
レーニンはスターリンを嫌がってたけど、自分のせいもあるじゃんか。
ある座に長く居続けることは、
結局、自分の立場を正当化するために生きるようになってしまう。
そうなるとせっかくの当初の素晴らしい理念にまで泥を塗ることになる。
カストロはこのまま長寿を全うしそうだけど、ゲバラは39歳で処刑された。
権力の座に収まったカストロよりも、
動き続けるゲバラの方が恐ろしかったってことだろう。

中島みゆきの曲に
♪ガキのくせに、と頬をうたれ 少年たちの目が年をとる~
っていうのがある。
「いずれわかるよ」とか「私にもそういう時期あったけど」とか
若い人や経験の浅い人に言っちゃう人いますね。
話し聞いてるふりして自分のドーダ話にすり替えてしまうという。
そんな話されると、黙っちゃう。
めんどくさくて黙っちゃう。
こうして周りが黙るから、
この手のめんどくさい人の声や意見ばかりがまかり通ってしまう、という悲劇。
相手に二の句を出させないとか黙らせるっていうのは暴力ではないか。
黙らせておいて勝ち誇る人の、なんと多いことか。

ハンセン病患者に対して長年差別をしながら、
やれ中国は人権意識が低いとのたまう。
放射能ばらまいておいて、
イタイイタイ病や足尾銅山事件も終わってないのに、
中国を環境汚染の元凶のように言う。
やれカンボジアに学校を作ろうとか言っちゃう。
これ全部みーんな、相手に「ガキのくせに」って言ってるのとおんなじだ。

戦う君の歌を笑わないでいられるのは、
今も同じように戦っている人だけだ。
再現性だけでなく、
たった1回きりのことをkagakuすることができたなら、
どんなにいいだろう。

メモ 魚とかチリの事

またまた、まゆみさんのブログに付けた自分のコメント。
なんだか最近、自分のブログなんて必要かねって気分。
一か所書き損じがあったのでそこだけ今回直しました。
 

チリ産の養殖塩銀鮭はウチもしばしば買って食べていたので、もう買わないようにしようと思います。なんかのサイトに、チリ産サーモンは年3回(or~6回)が上限と書いてありました。

日本の商社は世界中の魚貝類を買い付けに行っています。昨今の回転寿司の繁栄ぶりはその結果でもありますね。世界の鮭の3分の1を日本の住人が食べています。
ヴェネスエラの友人の話では、南米はヨーロッパ系の移民が富裕層の多くを占めていて、古くからの現地人(言葉が正しくない気がするけど)とは意識が随分違うんじゃないか、という事でした。チリワインもロスチャイルドのアルマヴィーヴァが評価されてからめきめきシェアを伸ばしていて、チリのその経済的な成長ぶりが、なんとなくあぶなっかしい感じがします。反対意見が多数だとしても、2025年までに原発建設する考えを示してフランスと交渉していて、研究炉はすでに2基あるそうです。

チリは高い山々があり、ミネラル豊富な川の栄養が流れ込む沿岸は小さい島々並ぶフィヨルドで、恵まれた漁場のはずでした。実は結構、漁場としては日本の三陸に似ているのかな?って思ってるんです。地震の多さも似ていますね。南北に長いっていうのも似ています。だから、日本の商社が目をつけやすい国のような気がします。太平洋を挟んでちょうど「裏」って感じがする。

日本の養殖の歴史は古くて1000年以上。でも淡水魚だけだったみたいで、海水魚の養殖は昭和3年のハマチが日本では初だそうです。民俗学の本によると、最近まで、マタギが鮎などの淡水魚を温泉場に売りに行ったり、山間部の民が塩分補給するために塩漬けの魚や丸干しが流通するという感じで、実は昔も魚を常食する習慣は一般的ではなかったんじゃないかな、と思います。

ファミレスや給食でも使われているという白身魚ナイルパーチ。イギリス植民地時代、ビクトリア湖に外来種である肉食ナイルパーチを放ち、草食系の魚しかいなかったビクトリア湖の生態系を破壊していると言われています。これに関したドキュメンタリー映画に「ダーウィンの悪夢」があります。私は見てないけど。

でもこの映画も随分嘘があるらしく、自然派活動家とか映像作家も評価が欲しくて作るから、本当のことだけではないみたい。ビクトリア湖を利用しているのは実は商社や企業だけじゃなく、それらに反対を唱えている人も同様なんですね。
悪いことに、後者の左翼系の人たちはデータや数字に弱いから、半分が本当のこと言ってても、半分がいい加減だから、結局は山師みたいに映ってしまうし頼りない。

もちろん、ナイルパーチや養殖魚は減った方がいいのは事実だし、食べない方が良いに決まってるんだけど、それとは別にどっちの意見にも入れ込み過ぎない姿勢っていうのは大事かなって思います。捕鯨の問題もそうですね。世界中の伝統漁業が破壊され、養殖魚が市場の半分以上になりつつある中で、日本の伝統的捕鯨という立場もナンセンスだし、鯨だけを別格視する活動家もナンセンス。これも本当の問題から目を逸らすための装置なんでしょうね。

最近ニュースをにぎわすバナメイ海老の高騰もそう。ブラックタイガーよりも生産性が高くて(=生育が早い)、過密と病気に強いっていうふれこみでバナメイ種が主流になりつつあったんだけど、やっぱり病気になった。

ちなみにブラックタイガーは養殖だけど、網で囲い込んでいるだけで餌をやらないのでほぼ天然です。ただむきエビになっていると薬品を使っているので、天然の殻付き冷凍有頭エビ=ホワイト種がスーパーで売っている中で1番安全かと思います。
鮭は紅サケだけ養殖はなく、全て天然です。日本では取れないので、北海道産となっているものは北海道の漁船がとっただけで、カムチャッカ産です。アメリカ産となっているものはアラスカ・ブリストル湾産です。脂はカムチャッカ産=ロシア産の方が乗っています。
時鮭は白鮭で、秋鮭とものは同じです。秋鮭が産卵と同時に美味しくなくなるので、産卵時期は秋鮭と呼び、それ以外の時期を時鮭と言います。秋鮭時鮭は北海道産や宮城産が主流です。原発以後、天然ものにたいする判断も難しくなってきましたが、大きい魚は大抵回遊魚なので、西の産地であっても難しいです。鯵は黄鯵は回遊しない地鯵です。九州産の黄色い鯵はリスクは低い方だと思います。

以上、スーパーの鮮魚部門のパートの意見です。

| 森 | 2013/12/12 20:38 |

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