まゆみさんのブログの書き込み欄にコメントした内容をメモとして。
子宮頸がんワクチンのことで。


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子宮頸がんワクチンのこと

今ではこのワクチンは、CMなどの影響からか、子宮頸がん予防の特効薬のような認識に世間ではなりつつあるようですが、「子宮頸がんと関わるヒトピロマーウィルスは15種類あるのに、認可されたワクチンは、16、18型の2種のみしか予防できない」そうです。この意味でも、万能ワクチンではないと思います。

小児科医の黒部信一氏のブログから転載↓
http://kurobe-shin.no-blog.jp/bk/2011/02/5_52e1.html

「16.子宮がんを起こすのは、パピローマウイルスで、これは、人のいぼ(水いぼではない)を起こすウイルスの一種で、種特異性があり、性器に特異的に感染するのです。感染は、いぼと同じく接触感染で、いぼと同じく自然に消退治癒します。一般的に、いぼは半年から1~2年で消褪しますから、しばらく常在し、消えていきます。自然治癒するウイルスですから、普通の人は問題になりません。また皮膚、粘膜に感染するので、本当に血液中の抗体を作っても防御できるかと言うと、ポリオワクチンの時のように、血液中の抗体では防御できず、侵入門戸の粘膜に免疫をつけなければ防御できないでしょう。その証明は、まだありません。だから、ワクチンをしても、子宮がん健診は不可欠です。とすれば、高い値段のワクチンの必要があるのでしょうか。がん発病には、C型がん性格という本も出ていますが、その人の遺伝的要因と性格や、環境にもよるのです。ワクチンで防げるというのは、少なくとも子宮がんワクチンに関しては、根拠もないし、今の所、幻想としか言えません。」

もちろん反論もあるでしょうが、あくまで<u>接種は本人が決めること</u>です。しかし、ワクチンと<u>接種禍の因果関係は本人では決められません</u>。だからたくさんのいろんな意見や情報を収集し、それらを理解して納得したうえで接種するか否かを評価する必要があります。決して「みんながするから」とか「国や医師によって推奨されているから」という理由で接種すべきではないと思います。かなりの覚悟が必要になると思います。そうでなければ「命を大事にする」なんてまやかしだと思います。
それができないなら、ワクチン接種は保留にした方がいい、と個人的には思っています。
| 森 | 2011/09/14 07:27 | URL|

「水銀由来」というのが何を指しているのかわからないのですが、水銀自体で言えば、最近のワクチンはエチル水銀(チメロサール)フリーのものも増えているし、減濃度の傾向にあるそうです。私は予防接種には慎重な立場ではありますが、水銀云々の話になると抵抗あります。
魚にはエチル水銀が含まれていて、魚を10g食べるとワクチン1回接種分にあたったりするそうです。そもそも、健康被害がはっきりしているメチル水銀とエチル水銀は違います。水銀の話をされる方は、そこをはっきり言われないので、混同を助長or黙認している感があり、その点で“引いて”しまいます。
もちろん、エチル水銀を経口摂取するのと注射で血液に入るのとではどう違うのかを私は理解していません。しかし、同時に、「天然由来で食しても安全なものなら注射しても大丈夫か」も分かりません。身体によい・悪いという一般的な認識や感覚が間違っている場合は多々あると思うからです。それだけ、ヒトの身体は奥が深い。

ワクチンの裏に様々な政治的・経済的駆け引きはあるかもしれませんが、そこを<u>主軸に</u>してワクチン問題をとらえても不毛に陥る気がしています。ワクチン接種禍の因果関係が個人では分からないのと同様で、裏の駆け引きの全様は個人では分からない。
まずは、役場の窓口で話しても実際に効力があるようなこと、ただ単に反対姿勢を明らかにするのではないような、<u>小さいけれども自分にとっては真実であること</u>を切実に訴えるしかないと思います。

ワクチンのことも放射線と同じで、わからないことだらけです。しかし、わからない中でも社会は決断を迫ってくるのだ、という心の準備は必要だと思います。それは、福島原発事故以後はっきりとしたことですが。

まとまらなくてすみません。
| 森 | 2011/09/14 09:19 | URL |