先日テレビで知った「ペットボトルが電気の代わり」になって、
フィリピンの貧民街の人々の日中の室内を明るく照らしている、
という活動。

貧民街のバラックは、無計画に建て増しが進んだり、採光を無視していたりで、
日中でも室内に光が届かないらしい。
家事するにも不自由。勉強したくても家で勉強もできない。
でも、MITに留学しているフィリピン出身の男性が、
ペットボトルをトタンに差し込むだけで、電気の代わりになるアイデアを生んだ。
ただ水と漂白剤を入れたペットボトルを屋根に穴を開けて差し込みむだけ、
というとても簡単なもの。
このペットボトル電気(?)は55ワット相当の明るさになるんだとか。
耐久年数は5年。
こういうのをアイデアっていうんだろうな。

そうはいっても、ペットボトルを作るのに石油を使うわけだし、
社会の富裕層側がペットボトルを作って捨てて、
それを再利用する形のこの「ペットボトル電気」が
永遠に“ナイスアイデア”であってもいけないんだけど。

でも本当にイカシタものは、
こんな風にお金がかからなくて無駄のないもの、なんだなー、きっと。